まやたろの体当たりチャリンコ日記

まやたろの体当たりチャリンコ日記

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン!

岩手〜宮城編 三陸のいま

釜石から石巻まで45号線をひたすら走る。海岸沿いとはいえ、アップダウンが多くて地味にキツイけど、海沿いの絶景とおいしい海の幸に癒される日々。

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今回このルートを選んだ理由のひとつとして被災地の現状がどうなっているのか、またそこに住む人たちがどんな思いで暮らしているのかを知りたいという思いがあった。そしていろんな繋がりのおかげでたくさんの素敵な方に出会うことができた。

 

釜石では都留文科大学の高田先生のご紹介で「三陸ひとつなぎ自然学校」に泊まらせてもらった。現在も全国から学生ボランティアやインターンが来て釜石を盛り上げている。


震災をきっかけに釜石にUターンし、「さんつな」を立ち上げたジョイとお話した。中でも素敵だなあと思ったのは、震災当時小・中学生だった子供たちが高校生、大学生になり、釜石のために何かしたいと立ち上がっているという話。小学生にもわかりやすいハザードマップを作りたいという高校生や、ホームページの作成やイベント企画に携わる大学生。こうした若い世代がまちづくりに参画するってすばらしい。ジョイ自身もそれまで何もない街だと思っていた釜石に、いろんな人が集まってきて面白くなってきたと言っていた。

翌朝はボランティアで来ている学生さんに混じって釜石で行われるトライアスロンの設営を手伝い、交通規制がかかる前に出発した。

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大船渡や陸前高田など、津波で大きな被害を受けたところを通った。まだ復興には時間がかかるな、という印象。


急傾斜かつ急カーブの連続でかなりしんどいが、合間に見える景色や道の駅で食べるおやつを楽しみに乗り切った。

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気仙沼では陸前高田で震災支援をしているマザーリンクジャパンのねじめさんのご紹介でお友達の徹也さん宅に急遽泊めていただくことになった。当日の夕方ぐらいに連絡していきなり「今晩泊めてください」」って普通じゃなかなか受け入れてもらえないよなあと恐縮。夜は徹也さんのお友達に誘われて大政というお寿司屋さんへ。フカヒレのパイスープやさめのハツなど、食べたことのないものばかりでどれも美味しかった。

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そのあと帰宅し、旅の話をいろいろとした。そういえば海外では道を走っているといろんな人に声をかけてもらったり、飲み物や食べ物をもらったり、車に乗せてもらったり、お宅に泊めていただいたり、そんなことだらけだったけど、日本では挨拶すらほとんど交わさない。そんな中でもこの三陸沿いはフレンドリーな人が多いなという印象で(現にこうして泊めていただいているわけだし)、そのことを伝えると、

「それは震災があったからよ。以前ならきっと断っていたけど、震災の時にいろんな人がボランティアに来て助けてくれたから、今度は誰か困っていたら何か自分たちができる範囲で手助けしたいと思うのよ。」とお母さん。

わたしも今までいろんな人に助けられてきて、現に今も助けられているわけで、いつかは助ける側になれたらいいなと思う。恩を返しきれなくても恩送りしたい。そんな話をしていたら、「あなたがこうして来てくれて、知らない世界をたくさん見せてくれたこと自体が恩返しなのよ。」と言ってくださって…なんともありがたいことです。

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気仙沼から石巻へ。震災直後にボランティアに来たことのある、南三陸。オシャレな道の駅ができていたが、こちらもまだまだ時間がかかりそう。

 

石巻では以前狩猟サミットで知り合ったダルさんにお世話になった。
ダルさんは震災ボランティアをきっかけに石巻に移住し、現在ははまぐり堂というカフェの運営や建築の他、わな猟で獲れた鹿革で小物を作ったり、家具を作ったりと多才な方。本当は蛤浜まで行く予定だったのだか、地図を見ると峠があるようで日没までに間に合わないと踏んで諦めた。石巻駅前の居酒屋で飲みながらいろいろ話した。最近新しい家をもらえることになったようで、そこを若者たちのチャレンジの場にしたいと言っていた。蛤浜も行きそびれてしまったし、またゆっくり来たいなあ。

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朝から大ぶりの焼き牡蠣をいただく。贅沢!! 

日本三景の一つ、松島で最近できた噂のおいしいパン屋さんに寄り、松島をしばし散歩。

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S市杜王町に到着。

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このヘアースタイルがサザエさんみてぇだとォ!?

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後輩のユイちゃんとそのお友達の原さんと一緒に牛タンに舌鼓をうち、東北最後の夜を締めくくったのでした。

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牛タンにぎりは「うまい」って思わず3回言っちゃうぐらいうまかった。

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これにて全国キャラバン前編(東日本編)はひとまず終了。本当は福島ぐらいまで行きたかったけど、今回は残念ながらタイムオーバー。

東京までワープします。

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【全国キャラバン前編(東日本編)8/1~9/6】

走行ルート:新潟→山形→秋田→青森→北海道→青森→岩手→宮城

走行距離:約1500km

実質走行日数:23日間

 

実家でしばし羽根を休めて、9月後半から今度は西に向かいますよ〜。

今のところ静岡→愛知→三重→関西→四国→中国→九州と周る予定。

ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!

 

 

 

 

岩手編 #2 てどの蔵となかほら牧場

岩手県岩泉町うれいら商店街。ここに「てどの蔵」という面白い場所があると連れて来てもらった。

 

 

 炭焼き小屋

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カップラーメンやバナナの炭のサンプルがあった。カップラーメンってすでにパサパサだと思っていたけど、こんなに縮むのね。

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岩泉の祝炭

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ペルーでもじゃがいもを乾燥させていたけど、ここ岩泉でも同じようなものを作っていた。あっちではそのままスープに入れて食べていたけど、こっちではすりつぶして団子にして食べるそう。地球の反対側に同じような文化があるのは面白い。

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リセさんは世界中のほうきを集めている。

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奥の蔵には糸紡ぎや機織りの道具が。毎週土曜日はここで地域のおばあちゃんたちが手しごとを教えてくれるらしい。いいなあ!

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またゆっくり来てみたい。

 

 

さて、ここから延々と山をのぼり、たどりついた「なかほら牧場」。

100ha以上の広大な敷地に約90頭の牛が24時間365日自然放牧されている。そのため牛舎はなく、交配も分娩も哺育も牛まかせ。日本でこれだけの規模で山地酪農をしているところは他に類を見ない。

nakahora-bokujou.jp

 

牧場長の中洞さんは実は母の友人の先輩でもあり、以前からずっと来たいと思っていたところ。今回せっかく近くまで来たので寄ってみたのだが、ここは標高700m以上あり、のぼるのはかなりきつかった。(まあ途中まで送ってもらったんだけど)

正午に着くと、ちょうど休憩時間だったようで、スタッフの方たちと話しているうちに話が盛り上がり、ごはんをごちそうになり、シャワーを浴び、「まあ泊まっていきなよ〜」ということで、泊めていただくことになった。

 

午後は中洞さんのジープで敷地を案内してもらい、山仕事をお手伝いしつつ、牧場づくりや森づくりについてお話を伺った。f:id:mayataro811:20170907114402j:imagef:id:mayataro811:20170907114411j:imagef:id:mayataro811:20170907114421j:image

牛が食べたり踏んだりすることで下草はなくなり、代わりに生命力の強い野芝が一面を覆い、大雨でも土壌の流出を防ぐことができる。人は牛が食べないエンジュやアジサイなどの草刈りをして手助けをするだけ。牛にとっても山にとっても人にとっても最良の方法。

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仕事が終わるとスタッフや研修生も含めてみんなで大きなテーブルを囲み、大家族のように和気あいあいとごはんを食べる。今は夏休みの時期なので学生の研修生も多くいた。

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翌朝は雨の中研修生に混じって牛追いと搾乳を体験させてもらった。

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生産から商品づくり、流通まですべて自社で行っているため、品質管理にも余念がない。搾乳時に与えるおやつもすべて国産の大豆や麦、ビートペレットなど。

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牛一頭一頭にも名前が付けられている。「幸せな牛からおいしい牛乳」と謳うとおり、ここの牛は幸せだろうなあと心底思うのでした。

 

突然の訪問にも関わらず、快く受け入れてくださった中洞さん夫妻とスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!



 

日本でも随一の山地酪農をやっているなかほら牧場。以前から噂はいろんなところで聞いていたのだが、やっと来られた。 まだのぼるの?ってぐらい急な坂を延々走り、やっとの思いでたどり着くと、スタッフの方々と話が盛り上がり、そのまま泊めていただくことになった。 午後は社長さん直々に案内をしてもらい、一緒に山仕事。えんじゅなど牛の食べない草をきちんと刈って管理する。ただ放牧するのでなく、理想の森に近づけるために牛に働いてもらう、「舌草刈り」。野芝が生えやすいように条件を整えてあげる。 いろんな話を聞いて大変勉強になりました。このまま就職しようかな。笑

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【お知らせ】9月のお話会

来週に迫っていますが、9/14(木)の19時から、東京・西日暮里にあるフロマエカフェさんでお話会をさせていただくことになりました。

南北アメリカ大陸自転車縦断 女1人自転車旅と世界の持続可能な暮らし

平日の夜ですが、前回都合がつかなかった方もぜひいらしていただけると嬉しいです。(東京は今回が最後かな…)

 

9月後半からは西に向かいます。

9/23(土)は愛知県新城市にて、チャリダー×ハンターな3人のコラボイベント

世界を自転車旅する猟師たちのゆる~いトークライブ

 

そして翌24(日)は南知多の素敵なゲストハウス、ほどほどさんにてお話会。

www.facebook.com

ちなみにチャリダー3人で南知多まで走っていく予定です。

 

その後関西、四国、中国地方もゆるゆると周る予定です!またイベント等決まりましたらお知らせします〜

 

 

岩手編 #1 あまちゃんとふだいまつり

久慈の道の駅で朝を迎える。けっこうな雨だったが、屋根と壁があったのでとても快適だった。

 

 

 

あまちゃんで一躍有名になった久慈。ここの人たちはとてもフレンドリーで、温泉で一緒になったおばちゃんたち(お互い初対面)もみんなしてわたしの泊まるところを考えてくれたり(最終的に道の駅に落ち着いた)、タクシーのおじちゃんが「甘いもの食え」と言って最中をくれたり、海女さんたちがホヤをくれたり。 今もあまちゃん熱冷めやらぬ久慈だが、昨年の今頃は台風で駅前が浸水し、甚大な被害を受けたのだそう。津波や台風にも負けず、たくましく生きる人たちだから、こんな旅人にもあたたかくしてくれるのでしょう。 それにしてもホヤはじめて食べたけどうまかったなあ。

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本物のあまちゃんに会いに海女センターへ。慣れた手つきで巧みにホヤを捌いていた。

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とれたてほやほやのホヤをいただく。

口いっぱいに磯の香りが広がり、いつまでもあとを引く甘みが残る。f:id:mayataro811:20170906133359j:image

 

あまちゃんにも登場した「まめぶ汁」も食べてみた。一見普通の汁物のようだけど、黒糖とくるみが入った「まめぶ」という団子が入っている。ドラマの中では甘くてしょっぱくて微妙、とされていたけど、わりとおいしかった。

 

https://www.instagram.com/p/BYcCeu_gbKO/

まめぶ汁じぇじぇじぇ!

 

こんなものまで

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峠を越えて普代村へ。友人のたくちゃんが協力隊をしているので連絡してみると、ちょうど明日からお祭りで今夜は前夜祭だという。そんな忙しい最中にお昼をごちそうになり、午後は椎茸のホダ木を組む作業を手伝わせてもらった。

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そして夜、前夜祭が始まった。立派な山車は近くで見ても手作りとはとても思えないクオリティ。下組は山車を手作りし始めてから今年でちょうど10年になるらしく、かなり気合が入った出来だった。

 

 

夜の飲み会にも出させてもらい、そのまま地区会長さんのお宅に泊めていただいた。

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普代村は高さ15m以上の堤防によって守られ、あの大津波の中ひとりの犠牲者も出さなかった奇跡の村として有名になった。

大津波から村民を救った和村前村長の置き土産。大反対を受けてなお建造された巨大堤防。: 英考塾

 

短い時間だったけど、普代の人たちのやさしさに触れ、とてもいい時間を過ごすことができました。

たくちゃんありがとう!そして結婚おめでとう!

 

青森編 #1 ミサイルと南部煎餅

サイレンの音で目がさめる。
北朝鮮からミサイルが発射されました。頑丈な建物か地下に避難してください」
わたしは東屋の下、テントの中。どう見ても頑丈な建物ではない。
これでダメならそれまでだ。半分寝ぼけながら、諦めにも似た境地。

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ご飯を作っているうちに雨がやんだのでぼちぼち出発。

 

ずっと気になっていた六ヶ所村に寄ってみた。
使用済み核燃料を再利用する再処理工場や高濃度放射性物質を保管する施設が建ち並ぶ。
平均所得1300万円以上。3.11以降も引き続き原発を推進している。

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原燃PRセンターは予想通り、原発がいかに素晴らしいかを訴えていた。

中性子を当てて、ウランプルトニウムに変えよう〜」みたいなゲームもあり、いかにも多額のお金をかけて建てられたと思われる広大な施設の中には、わたし以外はスタッフしかいない。
村の中にある看板には「みんなで力を合わせて実現しよう核燃料サイクル」と書かれていた。
きっとこの村の人々は小さい頃からこうした教育を受けてきたんだろう。
美しい言葉をならべて作り上げてきた「安全神話」。
そのことに気付かず、気付いても見て見ぬふりをしてきた大多数のわたしたち。
核爆弾を何千個も作れるだけのプルトニウムをすでに保有している。http://yohoho.jp/13276
ミサイル報道のあとだったから一層現実味があった。

 
曲技自衛隊ブルーインパルスの飛行場がある三沢では、たくさんの飛行機があちらこちらで低空飛行をしていた。
大地を切り裂くようなけたたましい轟音。電線の倍ぐらいの高さで頭上を通過した時、テレビや映画でしか見たことのないB29の姿と重なり、降ってくる爆弾を想像してしまった。

 

雨にやられてケータイが水没した。パタゴニアの悪夢が蘇る。
地図も連絡手段も情報収集も記録もこの小さな箱の中に頼りきりのわたし。早くお米に入れないと。

 

なんとなく暗い気持ちを抱えたまま、おいらせに着いた。
カメラマンのMotokoさんの紹介で、南部煎餅屋の川越さんを訪ねた。
とても温かく出迎えてくれ、泊まっていってといってくれた。焼きたての煎餅をいただいた。暗い気持ちは一気に吹っ飛んだ。

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一緒にごはんを作って食べた。旅のこと、海外での暮らし、アイヌや縄文文化のことなどたくさん話した。

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今日もこうして生きていること
平穏な1日を終えられたこと
何一つあたりまえなんてないということ

 

そんなことを再確認した1日だった。

 

ちなみに水没したあいぽんはお米先生のおかげで無事復活しましたよ。

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翌朝、出発前に煎餅屋さんを少しお手伝いさせてもらった(ほとんど邪魔してたと言っても差し支えない)。添加物は一切使わず、生地をこねて一枚ずつのばし、焼き、詰めるところまですべて手作業。たくさんの手間ひまをかけて、おいしい煎餅ができていく。

 

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https://www.instagram.com/p/BYamrGmgEiI/

青森県おいらせ町にある「川越せんべい店」。明治初期から続く老舗を継ぐ五代目の若夫婦、しょうこうさんとなおちゃん。添加物を使わず、すべて手作業で焼き上げられる南部煎餅。出来たてをいただくとパリッとした食感にごまやピーナッツの香りがふわっと広がる、癖になる味。昔は9軒あったせんべいやさんも今は残すところここ一軒のみ。地元の人たちに愛され、連日売り切れ続出。そんな忙しい最中快く受け入れてくれたお二人。一緒にごはんを作って食べ、旅のことから海外での暮らし、縄文やアイヌの文化などいろんな話で盛り上がりとてもたのしいひとときでした。せんべいを焼くときに500度の熱が出るらしく、それを利用して温室を作るとか、縄文人が食べていたと言われるクルミや栗を使った縄文せんべいを作るとか、今後の展開もたのしみです。しょうこうさん、なおちゃん、そして素敵なご縁をつないでくださったMOTOKOさん、本当にありがとうございました!

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八戸で見つけた八百屋さん。

https://www.instagram.com/p/BYbpf_7AROx/

衝撃の破格。ここはペルーかメキシコか!!?

 

行列のできてる店には入りたくなるよね。

https://www.instagram.com/p/BYbpLBsAai1/

平目漬丼甘みのある平目が卵黄とタレとからんでうまい〜高級な卵かけご飯みたいな

 

久慈の手前の温泉でゆっくりしつつ、となりのキャンプ場に泊まろうかな〜とか思っていたのだけど、おばちゃんたちに「クマが出るからやめなさい」「道の駅まで行きなさい」と言われたので、真っ暗な夜道をひたすら走って道の駅へ。

 

トイレのとなりに24時間空いてる休憩所があって快適です。同じくスーパーカブで日本一周している青年と一緒になりました。これで雨もこわくないぜ。

 

北海道〜青森編 活きイカと昆布とブライアン

昆布漁師の朝は早い。3:30に起きて準備をし、5時過ぎに出漁する。ただし天候次第で中止となる。この日は快晴だったが、風が強くて中止になった。のちに風はおさまったのだが、この朝の時間に出発しないと間に合わないのだそうだ。

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天然昆布の出漁がない日は前もって収穫してあった養殖昆布を綺麗にして巻き直す作業をする。一枚一枚裏表丁寧にスポンジで表面をこすって汚れや付着物を取り、50cmほどの長さの板に巻きつけて長さを揃える。一本の昆布は電柱ほどの長さがあるという。最近は天然物が取れなくなってきたので養殖の価値が上がってきたらしい。

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天候に大きく左右される漁の世界。冬場は海水も凍りつく寒さの中、昆布の間引きをするらしい。そんな過酷な仕事でも家族で支え合い、乗り越えてきたのだろう。

 

天気もいいので函館朝市に向かう。北海道はどこも中国人観光客だらけで、看板も日本語よりも中国語が多いぐらい。10年前にドイツのエコツアーで一緒になった友人が北海道に住んでいるというので連絡を取ってみると、はるばる150km車を走らせて会いに来てくれた。活きイカ丼の店に入る。

活きイカ丼

醤油をかけると暴れるイカ。なんかかわいそう。

結局エビちゃんにイカちゃんをごちそうになってしまった。ありがとう!

 

ひたすらイカ推しなこの町、散歩していたら「イカ広場」という表示があったので、イカのモニュメントでもあるんだうなあ、と予想していたらイカリのモニュメントしかなかった。英語で"squid square meeting point" と書かれていたけど誰もいなくて笑った。いろいろ衝撃的すぎて写真撮り忘れた。

 

金森倉庫は横浜の赤レンガ倉庫とそっくり。赤レンガ色のあずきソフトクリームを食べてたら、近くで大道芸をやっていたのでなんとなく見ていたのだが、このブライアンというアメリカ人がめちゃくちゃ面白くて、わたしは終始爆笑していた。

いやー、すごいレベル高いわ。ひとりであそこまでできるのがすごい。

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あまりに良かったので一緒に写真を撮ってもらった。

 

エビちゃんとわかれて、サムズバイクのなみさんにオススメされた函館の自転車やさん、CHILLNOWAへ。ここの居心地が良すぎて一ヶ月棲みついちゃってる日本一周チャリダーが二人もいた。

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そして帰ったらごちそうだった。

寿司や刺身がどれもうなるほどうまくてたまげた。北海道すごすぎる!

今日もごちそうさまです!!

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翌朝は5:30に出漁するというので見に行く。合図とともに船が一斉に沖に出て行く。昔はこの何倍も船がいて、すごい迫力だったそう。

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朝ごはんと、おみやげに大量の昆布とわかめまで頂いてしまった。なんかもうありがたすぎて申し訳ない。あまりに大量なのて送ってもらうことにした。

 

ハセストのやきとり弁当(豚だけどやきとり)を買って、フェリー乗場へ向かう。輪行だと自転車料金がかからないと言われたので、すごくすごく面倒だけど、1000円のためにがんばった。

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フェリーに乗り込み、買ってきたやきとり弁当(豚だけど)をガマンできずにひとくち…のつもりが、気付けば出港前に完食していた。f:id:mayataro811:20170905190705j:imagef:id:mayataro811:20170905190716j:image

なにこれ。なまらうまい。

 

予定どおり11時に大間に着く。船員さんが自転車を運ぶのを手伝ってくれてとてもありがたかった。

大間は驚くほど誰もいない。オーマイガー。

https://www.instagram.com/p/BYUh0qIgk0Z/

さて、帰りますか

 

明日から雨らしいので今日中になるべく進んでおきたいけどどこまでいけるかしら。

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むつのパン屋さんでキッシュと蒸しパンを買う。あとで食べようと思っていたのに気付いたらすべてなくなっていた。ふしぎ。

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横浜というなじみのある場所に着いた。

道の駅もなかなか快適そうだけど、人が出入りしそうだしトイレの前はちょっとにおうな、とか思いながら近くの温泉へ。青森県の温泉はせっけんやシャンプーがない代わりにとても安くて助かる。

毎日風呂に入るなんて贅沢してるなーとは思うんだけど、やっぱり風呂は格別ですね。

温泉に向かう途中でいいかんじの東屋を見つけたので今夜はここに投宿。屋根があるので一安心。雨あんまり降らないといいな。

 

 

 

北海道編 #4 洞爺湖から函館へ

おじさまライダーさんたちに見送られながら出発。

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洞爺湖まで約40km。今日は天気も良く、とても気持ちのいいさわやかな自転車日和。

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洞爺湖畔のカフェ、ちゃいはなさんにてランチ。トロトロになるまで煮込まれたチキンカレーはたしかに美味しいのだけど、わたしはもう少しスパイシーな方が好みかな。

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謎の彫刻がたくさん転がってる洞爺湖f:id:mayataro811:20170831052426j:image

豊浦から長万部に抜ける峠越えがなかなかキツかった。長い上りが続き、トンネルも多く、チャリダーにはけっこうツライ。

それを抜けると北海道らしいまっすぐで平らな道。

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長万部に着く頃にはへとへとだったが、長万部温泉が最高に気持ち良くて身体の芯まで染み渡った。日本のいいところはどこにいっても温泉があるというところ。贅沢だと思いつつほとんど毎日お風呂に入ってる。でも次の日に疲れを残さないのは大事、という口実。f:id:mayataro811:20170831052452j:image

長万部名物かにめし。字のフォント的にはうらめし。

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長万部公園キャンプ場に着いた頃にはもう真っ暗。暗闇のなかテントを建て、余ったシカ筋と夏野菜の味噌煮込みを作った。

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翌朝は雨音で目が覚めた。今日は晴れじゃなかったのか…と思ったら晴れてきた。のんびり支度をして8時に出発。

坂を登っているとたいしんくんというチャリダーに話しかけられ、「函館までお伴していいですか?」と言われたのでしばらく一緒に走っていたのだが、途中ではぐれてしまった。坂の真ん中あたりでものすごい雷雨になったが、それも10分ぐらいで止んで今度はあっという間に晴れた。

森町の道の駅で女ソロチャリダーともか、大阪から車で来てるおかと出会い、意気投合。3人で盛り上がっていると売店のおばちゃんがフレンドリーで高級プラムを差し入れしてくれた。

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ともかからこの先の大沼というところに大沼だんごなるものがあると聞き、寄り道することにした。

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見る角度によって違った表情を見せる駒ケ岳。

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だんごを買い、山川牧場のソフトクリームへ。これも期待しすぎたのか、思ったほどではなかった。

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産まれたての仔牛がかわいかった。

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お腹が空いたので回転寿司屋とかに寄ったりしてたら、函館に着く頃には暗くなりかけていた。

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2日で240km走り、函館にやってきた。都留の藍染作家の佐藤文子さんのご紹介で昆布漁師の川崎さん宅におじゃましております。今朝は風が強いため出漁は中止になり、早朝から親子3人で昆布を綺麗にして巻いていく。昔は魚もとれたけど近年は水が汚れて魚もめっきりとれなくなったのでやめてしまったんだとか。天気や自然と日々向き合う職人仕事。過酷な環境の中それを受け入れ、黙々と作業をしていく姿は最高にカッコいい。突然おしかけたのにも関わらず「何もないけど」とか「全部うちでとれたものだけど」とか言いながらアワビやタコを出してくださいました。「わたしらはいつも食べてるから」と結局わたしが全部いただくことに。刺身もバター焼きもしゃぶしゃぶもふわっと磯の香りがして最高に美味でした。こんなご馳走いただいてしまって恐縮です。

 

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とか言いつつ「もう一泊してもいいですか?」とお願いする始末。

相変わらず厚かましさだけはピカイチです。