まやたろの体当たり日記 Wanderlust

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン→2019秋「なないろペダル」(出版舎ジグ)刊行!

2016年の南北アメリカ自転車旅を振り返るための目次みたいなページ

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2016.5.18から2017.5.4まで、北米と南米8ヶ国の自転車旅に出ていたのですが、記事が増えてきてはじめてブログを読む方はどこから読んだらいいかわからないと思うのでINDEXページを作ってみました。

I made a index page for my bike trip through North and South America, 2016. 

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【お知らせ】はてなブログPROをやめます(6/17からURLが変わります)

こんにちは、まやたろです。

ここ1−2年、ブログを書くモチベーションが上がらず、何度もブログ書くぞ!宣言をしては、そのまま放置ということが度々ありました。

いつからかブログを書くことが重荷になっていました。
時間は有り余るほどあったのですが、一体どうしてでしょうか。

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インドの浮世絵! 美しきインド更紗を求めて

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いつからか草木染や手仕事によって生み出される布に無性に惹かれるようになった。
イデアも技術もないくせに、美しい布を見つけると買わずにはいられない病。そんな布フェチにとってジャイプールは外せなかった。
たとえどんなにお腹が痛くても。

 

mayataro.hatenablog.com

 

 

 

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まるで万里の長城? ジャイプールの要塞 Jaigar Fort


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インド旅ブログを書き終えていなかったことに薄々気づいていたけど気づかないふりをしていたので今更ながらあげて行きたいと思います。

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「なないろペダル」全国書店&インターネットで好評発売中!

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2016年5月〜2017年5月の南北アメリカ自転車旅の軌跡をまとめた書籍

「なないろペダル 世界の果てまで自転車で」(出版舎ジグ)
  1,600円+税

  四六判 256頁(カラー16頁)
  ISBN 978-4-909895-02-8

jig-jig.com

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ラジャスターンの田舎町とコロナさん

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ラジャスターンに来たのには大きく2つ理由があった。
ひとつはブロックプリントというインド更紗を作る現場を見るため。
そしてもう1つはカウチサーフィンで知り合ったRamと会うため。

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ゴア→ラジャスターン 20時間の列車旅の先に

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インドは北と南でまったく違うという。

まず言葉が違う。北インドで話されるヒンディー語と、南インドで話されるタミル語(タミルナドゥ州)やマラヤーラム語ケララ州)とでは全く異なり、同じ国の中でも互いに言葉が通じていない場面も見かけた。日本でも

田舎にいくと訛りのめっちゃ強いおじいちゃんが何言ってるかわからない、みたいなことはたまにあるけれど無論その比ではない。

そして食文化も全く違う。稲作中心の南インドはコメ食文化、北インドは小麦文化。

ココナッツを多用し、マイルドな味付けで菜食中心の南インドに対して、ココナッツが育たない北インドではギーやヨーグルトなどの乳製品を使い、クミンと唐辛子がガツンと効いたスパイシーなカレーが多い。

長いこと全く違う国として機能していたのだから、言葉も文化も食事も異なるのは当たり前だろう。ケララには北インドから出稼ぎにきている人がたくさんいたが、お互い言葉が通じないので英語でコミュニケーションをとっていた。

今回はもともと南インドメインのつもりだったけれど、

どうしても見たいものがあり、最後の一週間は北で過ごすことにした。

 

ゴアから21時間列車に揺られて、ラジャスターンへ向かう。

 

 

インドの長距離列車は車両ごとにクラスが別れていて、エアコンなしのSLクラスが最も安く、エアコン付きの3A,2A,1Aの順に高くなる。

 

わたしはエアコン付きの中では一番安い、3段ベッドの3Aクラスに乗った。

エアコンが欲しかったからではなく(むしろエアコンは苦手)治安的にSLよりも安全だと聞いたから。価格は3倍くらいするけれど、お金で買える安全は買う。

 

3A以上のクラスには3食の食事がつく。

はじめに水が配られ、次にスープとクラッカーが出てきた。

朝ごはんだしこんなもんだよな、と思っていたらカレーとチャパチィ、パン、そしてヨーグルトまで出てきた。

 

ぜんぜん動いていないしお腹も空かない。

インドに来てはじめて食事を残すという失態。

 

車窓を流れる景色をぼんやり眺めていたら、それまで当たり前に見られていたヤシの木と田んぼだらけの光景が、いつしか高木と麦畑に変わっていた。

 

そして数時間後にまた次の食事が運ばれてくる。

一ミリたりとも減っていないお腹をさすりながら無理やり一口入れる。

今思えばこの時からちょっと体調がおかしくなっていたのかもしれない。

 

この3Aの座席の特徴として、上段は常にプライベートスペースだけど、下段は上と真ん中の段の人の座席でもある。そして中段は下段の背もたれを跳ね上げて吊り下げて作るので、そうすると下段の人はまっすぐに座れないほど天井が低くなる。つまり何を言いたいかというと「下段は落ち着かない」ということ。

 

日本人だったら多少なりとも他人に対して遠慮や気遣いといったものもあるだろうけれど、ここはインド。彼らは人が寝ていようとなんだろうと御構い無しに座席に座り、人のベッドの上にボロボロと食べこぼしをして去っていく。

ここはインド。いちいち腹を立ててはいけない。

 

途中ムンバイで停車していたのでチャイを飲む。

向かいのベッドのファミリーに2、3歳くらいの女の子がいて、音楽をかけるとリズムに合わせて踊り出し、いつしかみんなのアイドルみたいになっていた。

シーツでハンモックを作って遊んでもらったり。

そうこうしているうちに目的地についたのだった。

 

 

ジャングルの中のオフグリッド・ゲストハウス The Tribe

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ゴアに行くつもりはなかった。 なぜならパリピが集まるところって聞いていたから。 わたしとは無縁の場所だろうと思っていた。 でも、オーロヴィルで出会ったフィデルが、 「南ゴアのジャングルの中にあるオフグリッドのゲストハウスと、 その近くのオーガニックのスパイス農園が最高だった!」と言っていて、 どうしても行きたくなってしまった。

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森の中のアシュラム

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ゴアからラジャスタンまで21時間に及ぶ列車に揺られながらこれを書いている。 あの日から9年。日本時刻に合わせて静かに黙祷をした。 未だ解決していないたくさんの問題を抱えながらも、次々浮上する新しい問題に追われているうちにいつしか時は流れてしまった。いろいろと思うところはあるけれど、とにかく「種を蒔き、繋げねば」と強く思った。

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南インドケララ州で3週間のアーユルヴェーダ・トリートメントをうけてきた

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3週間に及ぶアーユルヴェーダ・パンチャカルマのトリートメントが終了した。 幼少期から20年以上悩まされているアトピーと慢性的な便秘をなんとかしたいとずっと思っていて、 パンチャカルマに興味があったものの、星の数ほどある施設…どこがいいのか分からないし、金銭的にもギリギリだし、 またの機会にしようかな…などと考えていたら、ちょうど友人の友人がとある病院で受けているという 思いがけぬ縁とタイミングに乗っかってみることにした。

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料理教室とブロックプリント

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アレッピーからコーチンまではローカルバスで約2時間。通勤時間と重なっていたため、車内はけっこう混んでいた。

バスの前方に女性、後方に男性が乗るというのがここでは暗黙の了解のようになっているけれどわたしは後ろに乗ってしまった。なにも言われなかったけど。

朝早く出たのはコーチンの料理教室に参加するため。

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