まやたろの体当たり日記 Wanderlust

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン→2019秋「なないろペダル」(出版舎ジグ)刊行!

Travel

インドの浮世絵! 美しきインド更紗を求めて

いつからか草木染や手仕事によって生み出される布に無性に惹かれるようになった。アイデアも技術もないくせに、美しい布を見つけると買わずにはいられない病。そんな布フェチにとってジャイプールは外せなかった。たとえどんなにお腹が痛くても。 mayataro.h…

まるで万里の長城? ジャイプールの要塞 Jaigar Fort

インド旅ブログを書き終えていなかったことに薄々気づいていたけど気づかないふりをしていたので今更ながらあげて行きたいと思います。

ラジャスターンの田舎町とコロナさん

ラジャスターンに来たのには大きく2つ理由があった。ひとつはブロックプリントというインド更紗を作る現場を見るため。そしてもう1つはカウチサーフィンで知り合ったRamと会うため。

ゴア→ラジャスターン 20時間の列車旅の先に

インドは北と南でまったく違うという。 まず言葉が違う。北インドで話されるヒンディー語と、南インドで話されるタミル語(タミルナドゥ州)やマラヤーラム語(ケララ州)とでは全く異なり、同じ国の中でも互いに言葉が通じていない場面も見かけた。日本でも…

ジャングルの中のオフグリッド・ゲストハウス The Tribe

ゴアに行くつもりはなかった。 なぜならパリピが集まるところって聞いていたから。 わたしとは無縁の場所だろうと思っていた。 でも、オーロヴィルで出会ったフィデルが、 「南ゴアのジャングルの中にあるオフグリッドのゲストハウスと、 その近くのオーガニ…

森の中のアシュラム

ゴアからラジャスタンまで21時間に及ぶ列車に揺られながらこれを書いている。 あの日から9年。日本時刻に合わせて静かに黙祷をした。 未だ解決していないたくさんの問題を抱えながらも、次々浮上する新しい問題に追われているうちにいつしか時は流れてしまっ…

南インドケララ州で3週間のアーユルヴェーダ・トリートメントをうけてきた

3週間に及ぶアーユルヴェーダ・パンチャカルマのトリートメントが終了した。 幼少期から20年以上悩まされているアトピーと慢性的な便秘をなんとかしたいとずっと思っていて、 パンチャカルマに興味があったものの、星の数ほどある施設…どこがいいのか分から…

料理教室とブロックプリント

アレッピーからコーチンまではローカルバスで約2時間。通勤時間と重なっていたため、車内はけっこう混んでいた。 バスの前方に女性、後方に男性が乗るというのがここでは暗黙の了解のようになっているけれどわたしは後ろに乗ってしまった。なにも言われなか…

運河と海と結婚式

ムンナルからローカルのバスを乗り継いで運河の町アレッピーヘ向かう。 同じくこの宿に泊まっていたノルウェー人の折りたたみチャリダーのオーブから 「アレッピーに直接行くよりも、その手前のコタヤムという町で降りてフェリーボートで行った方が運河を楽…

紅茶畑でつかまえて

「マヤ、今南インドにいるのか?俺もちょうど南インドなんだよ!よかったら会わないか?」 わたしのFBを見たゲリーから連絡があった。 ゲリーとは3年前にパタゴニアのアウストラル街道を一緒に走った。 両膝を手術して人工関節なのに未だに毎年自転車で海外…

Auroville滞在記・後編 Sadhana Forest

同じ宿に泊まっていたフィデルと仲良くなり、彼のバイクに乗っていろいろと周った。 朝ヨガに参加したり、ドーサの美味しいお店で朝食を食べたり。 マサラチーズドーサがめちゃくちゃうまい。 そして中でも印象的だったのが最後に訪れたサダナフォレスト。 …

Auroville(オーロヴィル)滞在記 前編

南インドにオーロヴィルという世界最大のエコビレッジがあるらしい、と聞いたのはいつのことだっただろう。ここもまた、行ったことのある友人からは賛否両論いろいろと聞いていたけれど、自分で直接確かめてみなければわからない。

再びチェンナイへ

アルナーチャラを巡礼したし、グルにもあったし、ひと通り満足したわたしは翌朝アリスと一緒にチェンナイに戻ることにした。

聖なる山の周りを歩くとエゴは消えるのか

アリスの禅問答のおかげですっかり心の準備が整った(ような気がした)わたしは、早速アスファルトの上を裸足で歩きはじめた。聖なる山アルナーチャラの周り14kmを、山が常に右にあるように、時計回りに歩くのがルール。裸足でも靴を履いてもいいらしいけど…

アルナーチャラに導かれて

アルナーチャラ 南インドに行ったことのある何人かの知人からその聖なる山の名を聞いた。そこで一生を終えた聖人がいたこと、その山の周りを歩くとエゴが消えると言われていること、など断片的な情報だけ覚えていた。はじめは正直あまり興味がなかったのだけ…

朝カレーとバイクタクシーとインド映画

排気ガスと土ぼこり、鳴り止まないクラクション、美しいサリーを纏った女性たち、我が物顔で道に居座る牛、牛、牛…はじめてのインドは想像通りの「インドらしさ」に満ちていた。

インドへ〜荷物と牛丼と真っ赤なバーガー〜

成田空港からバンコクへ。ここからチェンナイ行きへのフライトを待つ間、このブログを書いている。はじめてのインド。一体どんな出会いが待っているのだろう。

2016年の南北アメリカ自転車旅を振り返るための目次みたいなページ

2016.5.18から2017.5.4まで、北米と南米8ヶ国の自転車旅に出ていたのですが、記事が増えてきてはじめてブログを読む方はどこから読んだらいいかわからないと思うのでINDEXページを作ってみました。 I made a index page for my bike trip through North and…

「なないろペダル」ついに発売!マヤゾンはじめました。

「 9月9日、待ちに待った「なないろペダル」の刊行日。 これに先駆けてわたしはお世話になった方に直接本を届けにいくサービスを開始した。 その名もアマゾンならぬマヤゾン。

束の間の夏休み〜廃バスと元海の家を改装した最高すぎる空間・The Old Bus @沼津

やっときたきた夏休み!試験が終わり、本も校了となり、腰もあらかた良くなり、束の間の夏休みが来た! そんなわけで自転車仲間のかすみちゃんと伊豆の海へ!

海外・日本での自転車の運び方(輪行の方法)と注意点

日本は島国だ。だから海外を自転車で走ろうと思ったら、フェリーか飛行機か、はたまた自転車を担いで泳ぐしかない。 フェリーの場合は自転車はそのまま乗り込めるが、飛行機の場合はそうもいかない。 そこで今日はわたしの数々の失敗を踏まえて、飛行機に自…

海外・日本の自転車旅で役に立ったもの6選

唐突ですが、 2016年5月から1年間北米と南米を、そして2017年8月から4ヶ月間日本を自転車で走ったわたくしまやたろが、今更ながら旅中に役に立ったものを独断と偏見でお届けしたいと思います。

母とお遍路

4月末、ゴールデンウィーク直前に母と歩き遍路に行くことになった。と言っても今回は様子見も兼ねて、3日間で行けるところまで行こうという「区切り打ち」。

日本人移住地 ピラポ編

パラグアイに来るまではイグアス移住区しか知らなかったのだが、実は日本人移住地はあちこちにあるらしい。その中でも一番日系人の人口が多いのがピラポ移住地である。

日本人移住地めぐり イグアス編

公園には鳥居があり、スーパーに行けば納豆や味噌があり、ラーメン屋やスナックがあり、日本語が飛び交う。写真だけ見ればまさかここがパラグアイだとは思わないだろう。

ニャンドゥティの町、イタグア

「ニャンドゥティ」というパラグアイのレース編みをご存知だろうか。 先住民の言葉であるグアラニー語で「蜘蛛の巣」の意味を持つニャンドゥティ。近年は日本でも紹介され俄かに人気となっている。

アレグアの愉快な仲間たち

アスンシオンから車で1時間ちょっと離れたアレグアという街。ここはいちごの産地として有名で、シーズンになると道路いっぱいに並んだ露店を目当てに大渋滞が起きるという。

パラグアイのスタンプラリー【永住権申請の仕方】

ニューヨーク、チリのサンティアゴで2回の乗り継ぎを経て43時間かけてパラグアイの首都・アスンシオンに降り立った。 真冬の日本から真夏のパラグアイへ。昼夜も季節も真逆な、地球の反対側はさすがに遠かった。

なぜパラグアイなの?

なぜパラグアイなの? これはわたしが幾度となく相方にした質問である。 南米大陸を多少自転車で走ったことがあっても、パラグアイには行ったこともないし、何よりも日本から行くには時間もお金もかかりすぎる。だから移住先として考えるならもっと近いとこ…

次なる目的地 Next destination

ニューヨークのJFK国際空港で9時間の乗り継ぎ便を待つ間、このブログを書いている。 ブログを書くのは実に半年ぶりだ。 この半年間、ブログ上ではニュージーランドで時が止まったままだったが、現実ではあれから半年しか経っていないのが信じられないほど、…

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