まやたろの体当たり日記 Wanderlust

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン→2019秋「なないろペダル」(出版舎ジグ)刊行!

Village Building Convergence

Portlandで3-12日に開催されているVillage Building Convergence。 毎日刺激が多すぎて消化しきれないのだけど、その中でも印象に残っていることをいくつかピックアップ。

I had such a stunning experience at the Village Building Convergence http://villagebuildingconvergence.com/ in Portland. These were the few things that especially blew my mind.

painting the intersections of "Shared it square"

*Self Repair leads to City Repair

正直City Repairがなんたるかを理解しないままここにきた。何がRepairされるべきなのかもわからずに。 現代社会の中で生き抜くためには自分の感情に蓋をせざるをえなくて、ときにはそれにすら気づかないことも多い。 わたしたちは想像以上に傷ついていて、癒しを求めている。 Repairが必要なのは私たち自身なのだ。 Cityとかcommunityとか以前に、 まずは足元から。例えばまず自分の部屋を片付けること、身の回りを整えることが、大きなところにつながるのだと気付かされた。

*Being the Minority

Village Design Courseというものに参加したのだが、その中で行った1つのワークがとても印象的だった。 参加者が一列に並んだところで、ファシリテーターがいくつかのお題を出す。それに当てはまる場合は一歩前に進み、当てはまらない場合はその場にとどまるというもの。 一番最初のお題は「白人であるか」というもの。ほとんどの人が前に一歩進んだ。その時に感じた孤独感、疎外感。日本で日本人として生きている以上は感じえない感情。その後も「男であるか」「肉体的精神的な障害はあるのか」「大学を卒業したか」といった質問を繰り返していき、最終的には立ち位置がバラバラになった。そしてこれが社会そのものなのだ。アメリカという多種多様な人種の人たちが入り混じる国では、そうした背景抜きに合意形成をするのは核心部に触れないことでもあるのだが、人種の話は非常にデリケートであり、避けたがることが多い。それだけにとても白熱した議論がなされた。

*There are many things that I can start in my own community

今までわたしは自分の地元が好きではなかった。いつも文句を言って、ないものねだりをして、ここではないどこか他の場所を求めていた。でもわたしは今まで自分の環境を良くしようと努力したことがあっただろうか。例えば実家のマンション。同じ建物に住んでいながら、顔も名前も知らない人ばかり。会えば会釈をする人もいれば、目すら合わせてくれない人もいる。コミュニティスペースはあるものの、たまにある理事会ぐらいにしか使われていない。(母がヨガを教えているけど)ここでPotluck(一品持ち寄り)の日を設ける。集まった人たちと話をする。まずはそんな小さなことからでもはじめてみたいと思った。そしていずれはマンションの中の緑のスペースをFood forestに変えていく。想像しただけでワクワクしてくる。

*Talking with Mark Lakeman

ワークショップの後にシティリペアのキーマンであるマークとお話させてもらった。ワークショップの中で得た気付き、コミュニティを作る上で気を付けること、マーク自身が世界中を旅してたどり着いたマヤ族のコミュニティでの暮らし、彼らから得た自然に対する畏敬とあらゆる生物と関わる力、帰ってきてからシティリペアに至るまでの経緯などなど、たくさんの話をした。特に印象的だったのはマヤ族の長が蝶々に語りかける話をマークが再現してくれたのだが、あまりの感動に言葉が出なかった。わたしのたどたどしい英語も真剣に聞いてくれた。忙しい中、わたしひとりのためにたくさんの時間を割いてくださった。マークはどんなに忙しくても、誰に対しても、同じように接してくれる。本当にあたたかい人だと思った。

*Many awesome people!!

そして何よりもたくさんの出会い。世界中からいろんなひとが集まり、毎晩夜な夜な歌い踊り語らいあった。

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