Day 285-287 Varadero to Havana
カリビアンブルーの海、白い砂、オールインクルーシブのリッチなホテルに泊まり、リゾートを満喫!
するはずだったのだけど…
2/26 Sun
6:30に出発する予定が、雨と腹痛で遅れて7時に。でもおかげで雨もあがり、道も平らで走りやすい。途中の街で市場をやっていた。いつもならいろいろ買うところだけど、これからオールインクルーシブ、つまりは食べ放題なのでぐっとガマン。
11時過ぎにバラデロに着き、ツアー会社でホテルを予約しようとする。だが日曜だからか、20箇所ぐらい聞いてもらったがどこも満室とのことでオールインクルーシブの夢は儚く散った。とてもかなしい。。お前にそんなセレブな真似は似合わない、だまってチャリでも漕いでろということなのでしょうか。
そんなわけでローカルなレストランでお昼を食べた。キューバではじめて行列を見たが、たしかにおいしい。とくに米がおいしかった。やればできるじゃないですか。キューバのお米。
ホテルにチェックイン。ビジネスホテルのような味気ないホテルだが、海が近いので歩いていく。
途中のカフェでピニャコラーダを作ってもらった。パインを丸ごと1個くり抜いて、その中にラム酒とパインリキュール、ココナッツリキュール、ココナッツミルク、そしてシナモンを入れる。見た目に興奮したのはもちろん、味もとってもおいしい。
そして海が…海が…めちゃくちゃきれい!!
海辺でピニャコラーダを飲み、海に入る。海がこんなにも気持ちいいのははじめてかもしれない。とにかくきれいすぎるし温度もちょうどよくて、いつまでも入っていたいぐらい。こんなにきれいな海があるのにホテルのプールに入るなんてもったいない。プールなんてなくてよかった!
2/27 Mon
朝日を見に行こうと思っていたのに、起きたら6時過ぎで慌てて出かける。昨日とは反対側の東側の海からのぼる朝日を見る。
ホテルで朝食を食べ、お金をおろしてからホテルに戻ろうとすると観光馬車のおじさんに連れて行かれる。市内を一周して2人で10CUCだというから高いなあと思いつつもせっかくだから乗ることにした。なぜか前におばさんも乗っていて、おばさんがでかくて前が見えない。ぐるりと一周まわり、支払いをしようとすると1人10CUCだと言われる。少しもめてポリスを呼ぶぞとか言われたが10CUCだけ払って立ち去った。
気を取り直して次の街マタンザスへ。
いちいち海がきれいで進まない。
謎の記念碑があったので宗谷岬を意識して撮ってみた。
今日はカサで夕飯を食べ、近くのバーでロイヤルモヒートという名のシャンペンモヒートを飲んだ。セレブでしょう。
お題 カサっぽい写真
2/28 Mon
今日はついていない日だ。マタンザスを出てからアップダウンが続く。1時間ぐらい走ったところで景色のきれいなところがあったので写真を撮り、しばらく走ってまた写真を撮ろうとしたところ、カメラがないことに気付く。さっきのところに落としたのだろうと思い、戻って探したが見つからず…。あーあ。前回(サンタバーバラで一眼レフをなくしたとき)と全く同じパターンですよ。まったく学習能力のないわたし。
カメラもだけど、サンティアゴ以降の写真が全てなくなってしまったのが悲しい。わたしのナイスなさとうきびショットとか、おじさんの巧みなニンニク編みショットとか、その他諸々。
やけ食いでサンドイッチとプリンを食べていたら、となりのお兄さんがジュースを奢ってくれた。
それからしばらく走っていたら、今度は下り坂でサングラスがふっ飛んでレンズに傷がついてしまった。これから大事に使おうと、つい2週間ぐらい前に奮発して買ったばかりなのに…。もうどうして悪いことって立て続けに起こるんだろう。
今日も太陽がジリジリと照りつけて暑い。汗が滝のように出る。時折見える海に癒される。
ヘミングウェイゆかりの地、コヒマルという港町に着いたのは14時頃。ジュースとスパゲティを食べる。相変わらずブヨブヨのスパゲティだ。キューバ人の辞書にはアルデンテという文字はないらしい。これはこれでおいしいけどね。
ヘミングウェイ行きつけのLa Terrazaというレストランで魚のフィレを頼んだ。かすみちゃんはパエリアを食べた。どちらもおしゃれな味だった。汗くさいチャリダーが来るようなお店ではないようだ。店内にはヘミングウェイとカストロの写真が飾られていた。
そこから15kmほどぐるりと湾をまわり、ようやくハバナに帰ってきた。都会だ。車が多い。人も多い。空気が汚い。でもなんだか懐かしい。