滋賀編 #1 日本のキューバ
北海道のライダーハウスで会ったアオヤマさん。滋賀に来る時は寄ってくださいと言ってくれたのでお言葉に甘えておじゃました。
長年小学校の先生を勤めていたが、いろんなことが重なり定年を2年残して退職し、そこからバイクで日本一周したり、フィリピンで3ヶ月生活したり。夏は4年連続で北海道を走っているそう。男のロマンを詰め込んだかのような部屋に住んでおり、ラジコン、メダカ、バス釣り、バイク、スキーと驚くほど多趣味。めちゃくちゃダンディで素敵なおじさまでした。
翌日は日本で唯一の湖に浮かぶ有人島、沖島へ。アオヤマさんは昔ここで教師をしていたこともあり、案内してもらった。
フェリーに乗ろうとしたら財布の中に200円しか入っていなかった。アオヤマさん、すみません…
沖島まで約5分。あっという間に到着。
シンプルイズベスト
島には軽トラが2台あるのみで、ほとんどの人たちは三輪車のようなママチャリで荷物を運んでいる。
漁師のおじさんが網を直していたのだが、古くなった網は編んでロープにしていた。まるでキューバのようだ。
チチカカ湖で見たような葦船も作られていたり、
パタゴニアを彷彿とさせる風景が見られたり、
陸からわずか5分の距離なのにここにはまるでタイムスリップしたかのような異世界が広がっていた。
お昼ご飯までごちそうになり、アオヤマさんにお礼を告げて14時頃出発。明日は天気が悪いというので、なるべく先に進んでおきたいところ。
走り出してしばらくすると見覚えのあるライダーさんが。アオヤマさんがわたしの忘れ物を届けてくれたのだった。
颯爽と去っていくアオヤマさん。かっこいいわ〜。
それにしてもわたしは本当に忘れ物が多い。3日に一度は何かをなくす。
なつかしの琵琶湖湖岸を走る。
I biked 49.54 km with @mapmyride. https://t.co/2OR0SfQUVb #bike #cycling
— まやたろ@自転車日本縦断中 9カ国目 (@advencharider) 2017年10月5日