次なる目的地 Next destination
ニューヨークのJFK国際空港で9時間の乗り継ぎ便を待つ間、このブログを書いている。
ブログを書くのは実に半年ぶりだ。
この半年間、ブログ上ではニュージーランドで時が止まったままだったが、現実ではあれから半年しか経っていないのが信じられないほど、本当にたくさんの出来事があった。
1年の予定だったニュージーランドでのワーホリは、想定外の出来事によって、一度もワーキングすることなく1ヶ月半で終わってしまった。
その出来事をどう捉えたらいいのかわからず、帰国後もやり場のない感情をひたすらぶつけまくった。
家にこもっていてもストレスが溜まる一方なので、バイトをはじめたが、それも長くは続かず、やはり自分は何をやっても長続きしないだめなやつだという烙印を押されたような気がして、ますます塞ぎ込んだ。
それでも稲刈りや畑仕事、台所の床張りや薪ストーブの設置などやるべきことも少しずつ片付けて行った。やるべきことと向き合い、相手と向き合い、自分と向き合う中で、再びここに帰って来た意味がようやく分かって来た。
竹細工も少しずつ作れるものが増えて来て、みかん農家の友人からはじめて仕事を頼まれた。
そんな中、以前から相方が行きたがっていたパラグアイに一度行ってみようという話になった。それもただの旅行ではなく、移住先の候補地としての視察で、ついでに永住権も申請しに行くことになったのだ。
(※パラグアイは日本人が簡単に永住権を取れる国の一つ。なぜパラグアイなのか、それについてはまた追って書くことにしよう)
というわけで、次なる目的地はパラグアイである。誰かと一緒に旅に出るのは久しぶりだ。
ニューヨークからさらにチリのサンティアゴで乗り継ぎ、パラグアイの首都であるアスンシオンに着くのは日本を出てから43時間後。
まだまだ先は長い。