まやたろの体当たり日記 Wanderlust

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン→2019秋「なないろペダル」(出版舎ジグ)刊行!

運河と海と結婚式

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ムンナルからローカルのバスを乗り継いで運河の町アレッピーヘ向かう。

同じくこの宿に泊まっていたノルウェー人の折りたたみチャリダーのオーブから

「アレッピーに直接行くよりも、その手前のコタヤムという町で降りてフェリーボートで行った方が運河を楽しめるよ」と聞いたのでそうすることにした。

 

二人に見送られて出発。

ゲリーはまたしても肩をふるわせて泣くのでわたしもつられて涙の別れ。

近くのバスターミナルまで行けば直通のバスが出ていると聞いたのに、なぜかバスを3本も乗り継ぐハメになったけれど、待ち時間がほとんどなかったおかげで3時間半ほどで到着。

フェリーのりばまで歩き、時間が少しあったので向かいの食堂で遅めのお昼ご飯を食べることにした。

↑フェリーの時刻表  右がKottayam行き、左がAllepey行き

 

↑はじめてケララで食べるお昼ご飯。タミルナドゥはバスマティだったけど、こっちのお米は丸っこい。フィッシュカレーも付いてきて海が近づいているのを実感。

 

そしてフェリーへ。たったの29ルピー

32kmを2時間半かけて進む。自転車より遅い。

 

 

アレッピーに到着。宿のオーナーのラジが迎えに来てくれた。

ここの宿、3Palms Guesthouseはたったの250ルピー(個室でも500ルピー)で夕飯もついていて、陽気なラジと一緒に泊まっていたフランス人とイタリア人の女の子と夜遅くまで太鼓とカラオケで盛り上がった。

アレッピーに泊まる方はぜひ。おすすめしておこう。

www.tripadvisor.in

 

そして翌日はラジの知り合いの結婚式があるというので付いて行く。

ムスリムの結婚式だったので想像していたものとはだいぶ違って退屈な時間を過ごしたけど、はじめて食べたビーフビリヤニはとにかく美味しくて、それだけでも来た甲斐があったと思うほど。

↑数百人が一度に入るのではという大食堂。全部で2,000人くらいくるので交代制。通路の間をビリヤニやピクルスを抱えたスタッフのお兄ちゃんたちが順番に通ってよそってくれる。

↑激ウマビーフビリヤニ

 ↑シャイな新郎

 

時間があったのでしばらくアイス屋さんで涼んでからアレッピービーチへ。

インドのビーチにしては比較的ゴミも少なくてきれい。夕焼けまで待つことに。

おっちゃんたちが集まってゲームで大はしゃぎ。見物人もみんな真剣。

夕日がとっても綺麗でした。

 

 

 
 
 
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ボートハウスが浮かぶ運河の町アレッピー。 陽気なオーナーのいるゲストハウスで美味しいご飯とカラオケで夜まで盛り上がる。 今日はオーナーに連れられて結婚式へ。インドではぜひ結婚式に参加してみたいと思っていたので楽しみにしていたけれど、ヒンドゥーではなくムスリムの結婚式だったので想像していたものとはだいぶ違った。 会場に入るとステージ上ではひたすら写真撮影。その間何の音楽もなく、司会進行もなく、人がバラバラと出入りしているだけで何もない。そして暑い。じっとしているだけで汗が止まらない。 同時進行で隣の食堂では大量のビリヤニが振る舞われていた。しかもビーフ。インドではじめて牛肉を食べた。ヒンドゥーの人も食べていた。そういえば今までどこの町にもいた牛がここでは見当たらない。みんな食べてしまったのかしら。 海辺にはたくさんの人。おっちゃんたちは謎のゲームで大盛り上がり。少年のようにはしゃいでる。 まあとにかく、結婚式はつまらなかったけどビリヤニはめちゃくちゃ美味しかった。

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 ↑スクロールするとラジの動画が見られます

ちなみに後から聞いた話によると、ケララに牛がいないのは州の法律で規制されているからだそう。 もともと違う国だっただけあって州によって文化も言葉も決まりもいろいろと違うみたいです。

 

次回ははじめての料理教室。そしてはじめての列車旅。

いろいろと常識覆されます。

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