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まやたろの体当たりチャリンコ日記〜南北アメリカ自転車縦断〜

東京銀座のOL→山梨に移住し農業と狩猟をはじめる→2016年5月より北米から南米まで自転車縦断スタート!

Day 10-12 @Orcas island

5月27日-29日まで、オーカス島にあるBullock's Permaculture Homestead, Orcas Island, WA, USAのIntroduction for Permaculture コースを受けてきました。

朝10時にVictoriaを出発して、Sydneyという町のフェリーターミナルまでバスで移動。Conradはわざわざバス停まで一緒に自転車に乗り、わたしの自転車をバスに積んでくれた。ここから先はアメリカなのでフェリーに乗る前に入国審査がある。
アメリカの入国審査は厳しいと方々から聞いていて、わたしは帰りのチケットを持っていないのでドキドキしていたけど、堂々と答えていたら無事にパス。フェリーを待っていると、素敵なチャリダー夫婦に遭遇。娘と息子のところを周りつつ、二人で旅しているらしい。ニューメキシコに住んでいて、Native Americanの情報もいろいろ教えてくれた。
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ニューメキシコに来る時はうちに泊まるといいわ、とおっしゃっていただいた。ありがとうございます。

それからフェリーを乗り継ぐためにSan Juan島へ。降り立った途端に大量の星条旗。20年振りのアメリカ。まだ実感がない。ガラス細工のおじさんがとてもフレンドリー。
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わたしは無類のクラムチャウダーフリークなのでクラムチャウダーを食べてからフェリーに乗った。
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Orcasに着いたのは15時半。そこから細かなアップダウンを経て自転車をこぐこと1時間、坂の上にBullock'sはありました。テントを設営し、夕飯を食べて自己紹介をして解散。翌日からプログラムがはじまります。

1日目
午前中は講義。といっても堅苦しさは全くなく、円形のタープで焚き火を囲みながら、寝っ転がりながらみんなで創始者であるBullock's兄弟、DougとSamの話を聞く。
f:id:mayataro811:20160602105051j:imageOrcas島に来るまでのいきさつや、この場をどうやって作り上げていったか。そしてその後はDaveによるWhat's Permaculture?の講義。

午後は敷地内のツアー。二手に分かれ、わたしはDaveについて周った。特に印象的だったのは3つ。

  • 水を大量に確保していること。
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沼や池からsolar powerで水を引き上げ、100,000L入る大きなコンクリのタンクに貯水している。理由は、ここの水はひとたび海に流れてしまえば潮水になってしまうから。普通は水を節約しようといつ発想だが、ここでは逆に水を使えば使うほど、使える水が増えるという発想。

  • さまざまな種類のedible plantsが植えられていること。
リンゴ、プラム、梨などの多年生の果樹が多いが、この地域に元々あったものだけでなく、ありとあらゆる地域(特に日本、中国、ニュージーランドなど)なものを導入している。
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イチジク
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洋ナシ

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フキは英語でもFuki。トトロがかぶってそうな大きい葉っぱ。フキの下は陽が当たらないので防草効果もある。炒めて食べたらおいしかった。

苗を大量に作り、それぞれどのような環境が適しているか実験もしていた。
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ここの土地は砂質、粘土質、岩場などさまざまな土壌分類の土壌があるため、それぞれの環境に応じて植物を使い分けていた。
また、micro climateという微気候も面白い。sun trapといって、太陽光をため込むように岩場を利用したり、風除けに木を配置したりして、その中心に熱帯性の植物を配置していた。
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  • 温室×サウナが最高だった
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中央が薪ボイラー。右側の扉の奥がサウナになっている。
この仕組みはどんな場所にも適用できる。薪ストーブの熱は温室とサウナの双方に使われ、配管を通して熱せられた水はシャワーとして使用できる。さらにサウナのあとは大量のドライフルーツやドライハーブも作れる。
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温室があることで育苗、物干し、乾物作り、発酵まで、ありとあらゆることに利用できる。多用途であることはパーマカルチャーの大事な理念の一つ。
ちなみにsolar dehydratorやsolar showerもあり、この日は終始曇りと雨だったにも関わらず、シャワーは温かくてびっくり。
雨で冷えた身体にサウナ×熱いシャワーは最高でした。
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シャワーの奥側では湿った環境を利用してなんとキノコを栽培!
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下側のパネルで熱せられた水は自然対流で上のタンクに貯められる。3月から10月まで利用。この日は曇りだったが38℃ぐらいはあった。晴れた日は水を足さないと浴びられないほど熱くなる。

その他に印象的だったのは、Samの奥さんであるYurikoさんが日本人ということもあってか、日本の道具や文化がいろいろ導入されていたこと。インターンはみんな箸を使っていた。
hori-hori is great!!というから何かと思えば山菜掘りだった。

sita 山菜掘り ステンレス A692

sita 山菜掘り ステンレス A692


夜はアースオープンでピザパーティー!
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さすがみなさん手慣れてらっしゃる。個人的には道具の使い方や動線の作り方など大変参考になりました。笑

2日目
この日はHands onプロジェクトといって、実際の作業を通してPermacultureを理解しようという趣旨。いくつかのグループに分かれて作業をした。
わたしたちの班は池の中の草を除去し、柚子とGojiベリーを植えるという作業だった。
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大量の水草。根っこがすごい厚みで網目状に張り巡らされている。まるで根ット。
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これをハサミなどで細かく切り、マルチとして利用する。池の中の藻類はミネラルを豊富に含み、マルチ材としては大変有用。
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こんなかんじでプログラムはおわりました。

午後はカヌーに乗ってのんびり。
思ったよりも沼が広くてびっくり。
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そして摘果のお手伝いもちょっとさせてもらいました。

ちなみにBullock'sに行くなら断然夏がおすすめ!フルーツパラダイスだそうですよ!いいなー!!

参考

追伸
あらかたの予想通り、ブログがだいぶスローペースになってきましたが、おかげさまで元気にやっています。マイペースに更新していきますので気長にお待ちくださいませ。