兵庫〜岡山編 ひとり旅からふたり旅へ 西粟倉「元湯」と「ようび」
姫路でひろちゃんが合流し、しばしのふたり旅に。
お昼ごはんはたこ焼き3種セット。1つ買うつもりがセット戦略にまんまとハマって3つ買ってしまいましたよ。
そして岡山県に突入。
宮本武蔵の生家近くを通る(実際の生家は火事で焼けたらしいけどここで生まれ育ったらしい)。
ちなみに最寄りの駅名も「宮本武蔵」。
そして辿り着いたは西粟倉元湯。
元旅館だった建物をリノベーションした日帰り温泉、ゲストハウス、カフェの3つの顔を持つオサレ空間。温泉を沸かすのは西粟倉の間伐材を使った薪ボイラー。地域の中でエネルギーを循環させようと、軽トラで薪を持ってきたら買い取るという面白い取り組みなども行われている。
今夜はどこかで野宿をするつもりで、野宿スポットにはあたりをつけていたけど、外は寒いし明日から雨だというので閉館ギリギリまで時間をつぶしていた。奥の休憩室では地元の方が集まって会合をしているようで、にぎやかだった。
閉館時間となり、意を決して出発しようと荷物を積んでいると、会合を終えた人々に次々声をかけられる。
どっから来たんや?これからどこ行くんや?え!野宿?この寒いのに!?うちに泊まりな〜!その代わり明日ペンキ塗り手伝って!
そんなわけでありがたいことにあたたかい布団に眠らせていただくことになった。泊めていただいたのは西粟倉産のヒノキで家具作りをしている「ようび」の大島さん宅。1年半前に火事で全焼してしまった工房を、「ツギテプロジェクト」という形でいろんな人が参加できるワークショップ形式で建て直していて、翌日はちょうどペンキ塗りの日だというのでお手伝いさせてもらうことになった。
朝からおいしいごはんをいただき、大島家のアイドル・ももちゃんのダンスショーを鑑賞するという贅沢な時間を過ごす。現場に向かう途中、我々の荷物を倒れないように管理してくれているガードマンのももちゃん。かわいすぎる。
現場に着いたらパリコレばりのオサレファッション(ゴミ袋)を身に纏ってペンキ塗り開始。
コンパネに白いペンキをひたすら塗り塗り。これは工房の壁になるそう。
お昼ごはんをいただきながら自己紹介。みなさんのものづくりに対する熱い想いがとても素敵で、あたたかくて心地いい時間が流れていた。スタッフのみなさんが作ってくれたごはんもすっごくおいしくて食べすぎた。
大島さんはじめ「ようび」のみなさん、ありがとうございました!
ツギテポーズでパシャリ。フレミングの法則を思い出す。
もう少しいたかったけど、次なる目的地を目指して出発。また来ます!