おじさまライダーさんたちに見送られながら出発。
洞爺湖まで約40km。今日は天気も良く、とても気持ちのいいさわやかな自転車日和。
洞爺湖畔のカフェ、ちゃいはなさんにてランチ。トロトロになるまで煮込まれたチキンカレーはたしかに美味しいのだけど、わたしはもう少しスパイシーな方が好みかな。
謎の彫刻がたくさん転がってる洞爺湖。
豊浦から長万部に抜ける峠越えがなかなかキツかった。長い上りが続き、トンネルも多く、チャリダーにはけっこうツライ。
それを抜けると北海道らしいまっすぐで平らな道。
長万部に着く頃にはへとへとだったが、長万部温泉が最高に気持ち良くて身体の芯まで染み渡った。日本のいいところはどこにいっても温泉があるというところ。贅沢だと思いつつほとんど毎日お風呂に入ってる。でも次の日に疲れを残さないのは大事、という口実。
長万部名物かにめし。字のフォント的にはうらめし。
長万部公園キャンプ場に着いた頃にはもう真っ暗。暗闇のなかテントを建て、余ったシカ筋と夏野菜の味噌煮込みを作った。
翌朝は雨音で目が覚めた。今日は晴れじゃなかったのか…と思ったら晴れてきた。のんびり支度をして8時に出発。
坂を登っているとたいしんくんというチャリダーに話しかけられ、「函館までお伴していいですか?」と言われたのでしばらく一緒に走っていたのだが、途中ではぐれてしまった。坂の真ん中あたりでものすごい雷雨になったが、それも10分ぐらいで止んで今度はあっという間に晴れた。
森町の道の駅で女ソロチャリダーともか、大阪から車で来てるおかと出会い、意気投合。3人で盛り上がっていると売店のおばちゃんがフレンドリーで高級プラムを差し入れしてくれた。
ともかからこの先の大沼というところに大沼だんごなるものがあると聞き、寄り道することにした。
見る角度によって違った表情を見せる駒ケ岳。
だんごを買い、山川牧場のソフトクリームへ。これも期待しすぎたのか、思ったほどではなかった。
産まれたての仔牛がかわいかった。
お腹が空いたので回転寿司屋とかに寄ったりしてたら、函館に着く頃には暗くなりかけていた。
とか言いつつ「もう一泊してもいいですか?」とお願いする始末。
相変わらず厚かましさだけはピカイチです。