「自分でecohouseという家を建てて自給自足的な暮らしをしている80歳の日本人のおじいちゃんがいるんだけど行ってみる?」
誘ってくれた鍼灸師のタカさんファミリーと一緒に、Kaiwakaのヨシさんの元を訪ねた。
元々工学博士であるヨシさんは、20年以上前にここKaiwakaに移住し、実験住宅としてこの家を建て、太陽光エネルギーや排泄物を最大限に利用し、いかにエネルギーに変換するかということを日夜研究している。
We visited Yoshisan's ”Ecohouse” in Kaiwaka. His experimental house was very interesting, making good use of solar energy and the manure to produce cooking gas.
家の一番高い屋根裏部屋はガラス張りのソーラールームで、冬はここからダクトで部屋に温風を引き入れたり、夏は地下室から冷気を送るなどの工夫をしている。
地下室は冷蔵庫がわり。たくさん採れたキウイを保管して
また、排泄物や生ゴミはすべてバイオガスに変換される。現在ヨシさんは一人暮らしなので量は少ないが、それでも毎朝500ml程度のお湯を沸かせるぐらいのガスはできるらしい。
晴れた日にはソーラークッカーでパンも焼けるという。
キウイの木。鳥の巣みたい。これで年間300個ぐらいは
元々音響学者であるヨシさんこだわりの野外劇場は、ギリ
そして中でも面白かったのは田んぼ。稲というのは元々多年生らしく、ヨシさんは実験もかねて10年以上、稲の株をそのままにして毎年収穫しているという。収量はもちろん毎年更新するよりははるかに少ない(3畝で30kg程度)が、かかる労力を考えればこれもありなのかもしれない。田んぼの草とりを少しお手伝いした。
What interested me the most was the rice paddy, which he harvests from the same crop for over 10 years. I've never seen a paddy like that. Although the yield is not as much as planting every year, it might be good enough considering the labor.
途中で迷い込んできた鳥がネットに引っかかり、助けようとしたけど死んでしまった。黄色い羽根のきれいな鳥。なんていう名前だったけ。
お忙しいところ連れて行ってくれたタカさんファミリー、そしてヨシさん、本当にありがとうございました。