入院6日目
入院して早6日が立った。
入院するまでのいきさつはこちら
当初はすぐに退院できる予定だったのだが、MRIを撮ったら腰椎にヒビが入っていることがわかった。
その結果、とてもおどろおどろしい診断書を手渡されることになった。
実際には骨折と言ってもMRIで撮らなければわからないほどのヒビで、ゆっくりではあるけど普通に歩いているし、痛みもそんなにひどくはない。
とはいえ、ヒビの入ったコップのような状態で、次に衝撃が加わると一気にグシャっと潰れる可能性があるので、大事をとって安静にしましょうね、ということらしい。
実は来月、とある試験を受けることになっている。それなのにわたしは来週から2週間、山小屋でアルバイトをする予定でいた。だが今回の一件でアルバイトは泣く泣くお断りすることになってしまった。
これはきっと「ちゃんと勉強しなさいよ!」というメッセージなのだと受け止めて、文字通り重い腰をあげて勉強をはじめた。
本当は7月4日の便で東京に帰る予定だったのだが、そんなこんなでわたしは今日も大分にいる。
週明けの月曜日に東京に帰り、実家の近くの病院で引き続き治療を続けることにした。
明け方は腰が痛くなったり、頭がぐるぐるしたりするけれど、それを除けばけっこう元気にやっている。
上げ膳据え膳で食事を出していただき、お茶を淹れていただき、病院内には展望温泉もあり(さすが大分)、わりと快適な入院生活である。
そして毎日誰かしらがお見舞いに来てくださる。本当に嬉しく、ありがたいことだ。
今日も身体が動くこと、ごはんをおいしく食べられる喜びをひとくちひとくち噛み締めながら、残り少ない入院生活を過ごしていこうと思う。