まやたろの体当たり日記 Wanderlust

東京銀座のOL→山梨で農業と狩猟をはじめる→2016北米&南米自転車縦断→2017夏全国キャラバン→2019秋「なないろペダル」(出版舎ジグ)刊行!

Culture

インドの浮世絵! 美しきインド更紗を求めて

いつからか草木染や手仕事によって生み出される布に無性に惹かれるようになった。アイデアも技術もないくせに、美しい布を見つけると買わずにはいられない病。そんな布フェチにとってジャイプールは外せなかった。たとえどんなにお腹が痛くても。 mayataro.h…

ジャングルの中のオフグリッド・ゲストハウス The Tribe

ゴアに行くつもりはなかった。 なぜならパリピが集まるところって聞いていたから。 わたしとは無縁の場所だろうと思っていた。 でも、オーロヴィルで出会ったフィデルが、 「南ゴアのジャングルの中にあるオフグリッドのゲストハウスと、 その近くのオーガニ…

森の中のアシュラム

ゴアからラジャスタンまで21時間に及ぶ列車に揺られながらこれを書いている。 あの日から9年。日本時刻に合わせて静かに黙祷をした。 未だ解決していないたくさんの問題を抱えながらも、次々浮上する新しい問題に追われているうちにいつしか時は流れてしまっ…

南インドケララ州で3週間のアーユルヴェーダ・トリートメントをうけてきた

3週間に及ぶアーユルヴェーダ・パンチャカルマのトリートメントが終了した。 幼少期から20年以上悩まされているアトピーと慢性的な便秘をなんとかしたいとずっと思っていて、 パンチャカルマに興味があったものの、星の数ほどある施設…どこがいいのか分から…

料理教室とブロックプリント

アレッピーからコーチンまではローカルバスで約2時間。通勤時間と重なっていたため、車内はけっこう混んでいた。 バスの前方に女性、後方に男性が乗るというのがここでは暗黙の了解のようになっているけれどわたしは後ろに乗ってしまった。なにも言われなか…

運河と海と結婚式

ムンナルからローカルのバスを乗り継いで運河の町アレッピーヘ向かう。 同じくこの宿に泊まっていたノルウェー人の折りたたみチャリダーのオーブから 「アレッピーに直接行くよりも、その手前のコタヤムという町で降りてフェリーボートで行った方が運河を楽…

Auroville滞在記・後編 Sadhana Forest

同じ宿に泊まっていたフィデルと仲良くなり、彼のバイクに乗っていろいろと周った。 朝ヨガに参加したり、ドーサの美味しいお店で朝食を食べたり。 マサラチーズドーサがめちゃくちゃうまい。 そして中でも印象的だったのが最後に訪れたサダナフォレスト。 …

Auroville(オーロヴィル)滞在記 前編

南インドにオーロヴィルという世界最大のエコビレッジがあるらしい、と聞いたのはいつのことだっただろう。ここもまた、行ったことのある友人からは賛否両論いろいろと聞いていたけれど、自分で直接確かめてみなければわからない。

再びチェンナイへ

アルナーチャラを巡礼したし、グルにもあったし、ひと通り満足したわたしは翌朝アリスと一緒にチェンナイに戻ることにした。

アルナーチャラに導かれて

アルナーチャラ 南インドに行ったことのある何人かの知人からその聖なる山の名を聞いた。そこで一生を終えた聖人がいたこと、その山の周りを歩くとエゴが消えると言われていること、など断片的な情報だけ覚えていた。はじめは正直あまり興味がなかったのだけ…

朝カレーとバイクタクシーとインド映画

排気ガスと土ぼこり、鳴り止まないクラクション、美しいサリーを纏った女性たち、我が物顔で道に居座る牛、牛、牛…はじめてのインドは想像通りの「インドらしさ」に満ちていた。

田植えと藍染め

6月。田植えの季節。 去年はミニ田んぼがあったが、今年はないので都留の友人の田植えを手伝いに行く。 ここのところずっと引きこもって本の原稿を書いていたものだから、久しぶりに土に触れたくなった。

母とお遍路

4月末、ゴールデンウィーク直前に母と歩き遍路に行くことになった。と言っても今回は様子見も兼ねて、3日間で行けるところまで行こうという「区切り打ち」。

ニャンドゥティの町、イタグア

「ニャンドゥティ」というパラグアイのレース編みをご存知だろうか。 先住民の言葉であるグアラニー語で「蜘蛛の巣」の意味を持つニャンドゥティ。近年は日本でも紹介され俄かに人気となっている。

アレグアの愉快な仲間たち

アスンシオンから車で1時間ちょっと離れたアレグアという街。ここはいちごの産地として有名で、シーズンになると道路いっぱいに並んだ露店を目当てに大渋滞が起きるという。

Matakana Weekend Market

Matakana Weekend Marketに出店が決まり、それに向けて準備を進める日々。

Ecohouse in Kaiwaka

「自分でecohouseという家を建てて自給自足的な暮らしをしている80歳の日本人のおじいちゃんがいるんだけど行ってみる?」 誘ってくれた鍼灸師のタカさんファミリーと一緒に、Kaiwakaのヨシさんの元を訪ねた。

Bamboo Hunting

「ニュージーランドの竹を使って竹細工をする」というのが今回のミッションのひとつ。 だが滞在させてもらっているナイリーの家は閑静な住宅街。 なかなか竹は見当たらない。 そんな中、ナイリーが調べてくれた情報によると、 ここから西に車で40分ほどい…

タケノコを一年中食べるには〜国産メンマづくり

タケノコはお好きですか? タケノコご飯、炒め物、煮物、スープ、と和洋折衷オールマイティなタケノコ氏。 そんなタケノコを一年中おいしく保存できる方法があると聞いてやってみました。 その名も「国産メンマプロジェクト」。

ぶらりヒッチハイクの旅 #2

前回の旅の最終地点だった大分に戻ってきた。 大分では廃材で鶏小屋作ったり、

大分編#2 旅のおわり

8月から始まった日本をなんとなく縦断する旅もここ大分が終着地点。 大分市内から風に抗いながら国後半島へと北上し、先日サイハテで出会ったばかりのゆかさんちに泊めていただいた。

鹿児島編 #1 ついに潜入!ダイナミックラボ!!

さて、この旅も残すところ1週間を切った。 タイムリミット差し迫る中、わざわざ鹿児島県南さつま市まで足を延ばしたのは、テンダーさんの「ダイナミックラボ」に行くためだった。 sonohen.life ここはテンダーさんがクラウドファンディングで600万円を集…

熊本編 #1 サイハテという名の楽園へ向かう

この度この旅に出た理由のひとつが、三角エコビレッジサイハテの6周年イベント「 SAIHATE 6th Anniversary Fes.《楽園2017》」に参加するためだった。 サイハテとは? 熊本にある1万坪のエコビレッジ。パーマカルチャーをとりいれた〝楽園デザイン〟をベー…

福岡編 #4 久留米絣をたずねて三十里

福岡を発ってしばらくしてから久留米絣を見に行くのを忘れていたことに気付く。当初は佐賀から長崎に向かう予定だったのだが、どうしても久留米絣のことが気になって、福岡に引き返すことにした。 久留米絣(くるめがすり)は、福岡県南部の筑後地方一帯で製…

福岡編 #3 博多織と糸島グルメ

朝ごはんは昨日の差し入れにいただいたサンドイッチ。これでもか!っていうぐらい具だくさんでおいしい。 Googleマップを開いたらたまたま目についた「博多織」の文字につられて入った工房。ギッコンバッタンという音のする方向に向かうと、通路の両側に並ん…

山口編 #1 平郡島の織物と子どもたち

山口県の柳井港からフェリーに揺られること1時間40分。やってきたのは人口600人弱の平郡島。以前わたしが鹿肉と何かを物々交換したいと言った時に、友人の紹介を介して柳井のタコを送ってきてくれたひさとみさん。会ったことはなかったけど、いつもFBやイン…

鳥取編 #1 天然菌のパンとビール! タルマーリーへ

西粟倉から山を越え山を越え山を越え、やってきたは鳥取県智頭町。 天然酵母でパンとビールを作っている、タルマーリーへ。 数年前に岡山の勝山にいた時から行きたかったのだけど、そのときはちょうどお休みの時期でタイミングが合わなかった。 今回は春から…

兵庫#4 塩となたね油だけで革をなめす!?姫路の白なめし

「姫路の白なめし」の存在を知ったのは2年ほど前のこと。 なめすは漢字で書くと「鞣す」。つまりそのままでは腐敗してしまったり、硬くなってしまう「皮」を、いろんな手法や薬品を用いて、保存性があり柔らかくて使い勝手のいい「革」にすることを指す。昔…

徳島〜香川編 おいしすぎる四国

徳島には個人経営のイケてるお店がたくさんある。銀座一福という徳島ラーメンのお店では、笑顔の素敵な奥様が出迎えてくれたし、ウッドアイビスという喫茶店の新居さんにはすっかりお世話になって結局雨の降る中宿がなくて困っていたわたしをかくまってくだ…

徳島編 #3 阿波藍の世界 

なんという奥深い世界なのだろう。一歩足を踏み入れた途端、鳥肌が止まらなかった。何か言葉を発するのもはばかられるほど神々しい空間。江戸時代から現在まで脈々と受け継がれてきた「すくも」づくりが行われる「寝床」と呼ばれる土蔵である。写真や言葉で…

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